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日本茜の染色実験

その昔、緋色を染めるために利用されていた日本茜
どこにでも生えてるから決して貴重な植物という訳ではないが、採取と量を集めるのが大変💦

文献によると反物50mを染めるのに日本茜を18kg、お米を5升、薪を218kg、灰を300kg使っていたそうで、平安貴族の贅沢ぶりが感じられる
お米は何に使うのか?
茜には赤(プルプリン)と黄(ムンジスチン)が共存していて、赤(緋)を染めるために黄色を出来るだけ抜きたい、その為にお米に黄色を吸収させていたらしい
食べ物をそんな事に使うなんて🙈
18kgの根を採取するのもスゴイ事だけど😅
そこまでしてでも緋色が欲しかったんでしょうね🟥

私にはそんな贅沢出来ないので
先ずは熱湯にて黄色味を取り出してから、クエン酸を入れて煮出してみると、確かに最初の駅は黄色が強く、2回目は赤が取り出せているような気がする


茜染めは先媒染にての染色なため、染液が酸性(ph4)に寄ってるとキレート効果により媒染が剥がれてしまう。よって染める前に中性(ph6)に戻してから染める。




結果は写真にあるとおり










シルクやウールにはどうしても黄色は染まってしまうが、麻や綿など植物繊維には黄色が染まらないので赤のみが染まっている
今回使ったのは苧麻の原麻なので普通の麻や綿よりは色は染まりやすいけど
植物繊維を染めるなら余計なことはせずに色を抜けるだけ抜けばまぁまぁ綺麗な緋色に染める事は出来そうです👍

昔人の知恵や発見💡
本当に感謝
そんな歴史的背景にも触れる事
アートが数倍楽しくなる方法だと思います😊

散歩しながら日本茜を見つけたら
ぜひ採取して染めてみてください
茜の根っこは細くて長いので
決して手では抜けないので
スコップで優しく掘り出してくださいね👍

今回使った媒染剤は酢酸アルミ
まだ試してませんが
白灰による媒染も良いかもしれません👌

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